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会長挨拶

  • 韓国日本語学会会員の皆様

    国内で唯一、また、世界にも目を向けて進み続ける日本語専門学会!
    韓国日本語学会第12代会長を務めることになりました、徳成女子大学の盧妵鉉でございます。

    まずは、コロナ禍という状況にいち早く対応しつつ学会を率いてきてくださった第11代役員の皆様のご苦労に感謝いたします。また、力不足である私に第12代会長という重責を与えてくださいました会員の皆様に心より感謝を申し上げます。

  • 韓国日本語学会は、1999年の創立以来、会員の皆様の温かいご声援を受け、多様な主題で年2回の国際学術大会を開催し、また、日本語学専門学術誌『日本語學硏究』を年4回発行することで、名実ともに「日本語学専門学会」へと成長してまいりました。第12代では、これまで歴代会長をはじめとする会員の皆様のご献身とご尽力によって積み重ねられてまいりました成果をしっかりと継承し発展させられるよう、最善を尽くしてまいります。

  • 学齢人口の減少と第4次産業革命に対応するための大学構造改革などにより、大学内の人文学は相対的に縮小を迫られており、次世代の研究者数もまた減少傾向にあります。さらに、コロナ禍により私たちは日常生活とその他の様々な活動におきまして多様な制約を経験しましたが、コロナ禍が開いてくれたアンタクト(un-tact:非接触)時代はオンライン授業、オンライン会議、オンライン学術大会を通して、国境を越えてオンラインで交流し学問的議論を交わすという肯定的な変化をも経験させてくれました。ウィズコロナ時代に差し掛かったタイミングでの出帆となりました第12代韓国日本語学会は、国内外の日本語学研究者がともに歩むことのできる「国内外日本語学研究の中枢学会」として、次の3つの方向性を定めました。

    (1)国内外の日本語研究者が有益な議論を交わせる学術の場
    韓国日本語学会は、連携協力研究会(日本語音声研究会、韓国日本語研究会、韓国OPI研究会、韓国継承日本語教育研究会、日韓コミュニケーション研究会、協働実践研究会、AIとクリエイティブラーニング研究会)をはじめ、国立国語研究所(日本)、中日対照言語学研究会(中国)、台湾日本語文学会(台湾)にご所属の研究者の皆様と質の高い学術交流および学術研究の協力関係を続けてまいりました。このようなネットワークを拡大し、企画発表、シンポジウム、チュートリアル、国際学術大会を開催することで、国内外の日本語研究者の皆様に有益な議論を交わすことのできる学術の場を提供いたします。特に、3月の国際学術大会はハイブリッド(オンライン/オフライン同時進行)方式で進め、国内はもとより海外の日本語研究者の皆様が国境を越えて自由にご参加になり、国内外の研究成果を共有し、有益な議論を交わすことのできる場をご提供します。

    (2)国内外日本語学の研究成果を集めた優れた学術誌
    『日本語學硏究』は、2011年に韓国研究財団の登載学術誌に選ばれ、2015年のJAMS導入後、2017年、2019年、2021年の3度に渡り、国内の日本語学研究をすべて網羅する展望号を発刊し、国内のみらず海外の研究者の皆様に韓国国内の日本語学研究の現状を発信してまいりました。また、2019年の韓国日本語学会と日本城西国際大学との間の学術賞協定締結以降、毎年、掲載論文の中から「韓国日本語学会学術賞」と「日本城西国際大学学術賞」を選定・授与することで、研究の活性化を図ってまいりました。このような成果を受け継ぎました第12代では、姜錫祐編集委員長を中心に、国内外の著名な編集委員の皆様からなる専門性の高い編集委員会を構成し、学術誌の投稿から審査・編集までの過程をより透明かつきめ細かく管理することにより、優れた学術誌としての地位をより強固なものとしてまいります。特に、海外の優れた研究者の皆様からのご投稿をより手軽なものとするため、「海外研究者投稿システム(365ワンストップシステム)」を現在準備しております[2022年1月オープン予定]。これを、『日本語學硏究』が国内外の日本語学の研究成果を集めた優れた学術誌へとまた一歩成長できる契機といたします。

    (3)後学育成のための基盤づくり
    大学内の人文学の相対的縮小と次世代の研究者数の減少という現状の中にあり、後学育成の基盤をつくることも本学会の重要な役割であると思います。そのため、「韓国大学生日本語ディベート大会」「韓国継承日本語教育研究会スピーチ大会」の後援など、日本語の研究および教育と関連する多様な活動を今後も引き続き支援し、連携をしてまいります。また、新進研究者の皆様が学界に入られ活発に活動することができますよう、学会側から積極的に支援策を講じてまいります。

    会員の皆様、 韓国日本語学会は、日本語に関心をお持ちのすべての皆様に開かれております。
    今後とも多くの皆様のご関心とご支援、ならびに積極的なご参加を賜りますよう、何卒お願い申し上げます。
    いつも皆様のご健康とご多幸をお祈りしております。

  • 2021年10月
    韓国日本語学会 第12代会長 盧妵鉉